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柳瀬 信之; 佐藤 努; 磯部 博志; 関根 敬一
放射性廃棄物研究, 2(1-2), p.121 - 135, 1996/02
クンガラウラン鉱床を用いたナチュラルアナログ研究において、岩石中のウランの分布を明らかにするために、逐次選択的抽出法を適用した。対象とした抽出相は、吸着、非晶質鉄鉱物、結晶質鉄鉱物、緑泥石および残査鉱物相である。風化帯では、大部分のウランが結晶質鉄鉱物と共存しており、非風化帯の鉱床付近ではウラン鉱物としてウランが存在していた。非風化帯の地下水流の下流側では鉱床起源のウランは少なかった。また、各抽出相のU/U放射能比から、微視的に残査鉱物が鉄鉱物に覆われている状態で反跳が起こることが原因と考えられる残査鉱物相へのUの濃集が認められた。
柳瀬 信之; T.Nightingale*; T.Payne*; P.Duerden*
Radiochimica Acta, 52-53, p.387 - 393, 1991/00
OECD/NEA主催の国際アリゲーターリバーアナログプロジェクト(ARAP)の研究の一環として、クーンガラウラン鉱床の岩石鉱物相中のウラン分布を、連続抽出法により求めた。抽出は、以下の5種類の鉱物相、すなわち1)吸着相及び炭酸塩鉱物相、2)非晶質鉄及び2次ウラン鉱物相、3)結晶質鉄鉱物相、4)粘土鉱物相並びに5)残査鉱物相を対象とした。2次鉱床では全試料について、結晶質鉄鉱物相にウランが最も多かった(42~60%)。一方1次鉱床では、ウランの分布が深さにより異なっており、約70%のウランが、DDH1ホールの19.4-20.5mでは非晶質鉄及び2次ウラン鉱物相に、DDH2ホールの33.0-34.3mでは粘土鉱物相に思い出された。また、U/U放射能比は、アルファリコイル効果を基に考察を行なった。